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2007年05月16日

ケータイのデザイン。

MEDIA SKINを手に入れようと他のモデルや他社のモデルも含めて、春モデルのケータイの機能やらデザインやらをいろいろと下調べしている時に感じたことを、つらつらと。


まぁ機能面については人それぞれ、ケータイでしたいこと・・・音楽を聴きたいとか、カメラの性能が・・・とか、おサイフケータイとして使いたいので・・・とかが違うと思うので、割愛。

で、僕の場合は個人的な好みなんだけど、過去に気に入って使ってきたケータイは、初期のジョグダイアルが搭載されたソニー製のものも含めて、INFOBAR / Talby / MEDIA SKIN(フリップ付だけど)・・・とストレートタイプが多くって。
どうも自分はストレートタイプが好きなようだ。



機能的には素人の自分でも二つ折りタイプの方が日々大型化する画面とボタンの操作性が両立できるんだろうなとは思うし、実際、MEDIA SKINの前に使ってた機種やINFOBARの前に使ってた機種は二つ折りタイプだったこともあるんだけど。

で、二つ折りタイプの何が好きじゃないかって、ヒンジの部分のデザイン!
本体のデザインが優れていても、どうもヒンジの部分のデザイン処理が破綻しているというか馴染んでいないというのが多すぎ。
まぁ、デザイン処理的に難しい部分なんだろうけど、機能を優先させたり薄くしようとすると妥協せざるをえないのかなぁ。

→参考:
最新の904iシリーズでいうとこういうヒンジ部のデザインが大嫌いで・・・。
必要以上に存在感があったり、ラインがそこで途切れてしまってたり・・・。
機種が古いけど極端な例としては、こんな感じのは問題外ってくらい受け付けなくって。


その点、neonなんかはヒンジの処理がデザインに対して違和感が出来るだけないように腐心したところもあって、ヒンジだけが浮いてる感じがしないんで、割と好みのデザインだった。

参考:neonのヒンジ(ITmedia +Dより)



多分、NECのN701iもneonとデザインコンセプト自体は似た(上下2つのブロックから成るという)発想からスタートしたんだと思うんだけど、本体デザインの角に曲線を持ってきたために、ヒンジの部分のみストレートラインがハミ出てしまっていて、ヒンジの存在感が目立ってしまっている気がする。



まぁ、開いた時の中身のデザインも貧弱なんだけど。
(「なんだ中身は普通じゃん!」・・・みたいな。)


実際には、ストレートタイプってヒンジもなくすっきりシンプルなデザインになりやすいと思いがちだけど、画面まわりやキーのデザインがそのまま見た目や使い勝手に直結するので、トータルのデザインとしては難しいのかもしんない。
初期のストレートタイプの端末って、そんなにデザインが良かった記憶もないし、小さい液晶画面の下にごちゃごちゃとボタンが並んでるだけってのも多かったし。
二つ折りタイプだと、背面や底になる部分にデザインする余白があることになるけど、ストレートタイプは内側に余計なボタンなどを隠すことができないから。


あと、ストレートタイプが好きなのは、やっぱり単純な理由なんだけど、ケータイと聞いてみんなが発想する基本の形・・・に忠実っていうのが、やっぱりシンプルでいいなぁと。

例えば、記号やアイコンとしてケータイを描くと、たいていはこんな形・・・

・・・になるよね?
そういうシンプルさが好きなのかもしんない。


モバイルスイカのペンギンが持ってるケータイもこういう形だし(笑)。


そう考えるとINFOBARっていうのは、究極のシンプルな形で、しかもボタンは大きく押しやすくって、そのボタン自体も色の工夫によってデザインの一つにしちゃってる(特にNISHIKIGOIとICHIMATSU)ってところが素晴らしいと思う。

子供でも落書きできそうなくらい簡単なラインで構成されてるのに、それがちゃんとデザインとして昇華されてるって意味で。

TalbyもMEDIA SKINも同じ延長にあると思うし、だから自分はこういう系統のデザインのケータイが好きなのかも。


でも、コンセプトモデルで発表されたINFOBAR2は、あの曲面で構成されたデザインが、少し違和感あったりするんだけどね(笑)。



INFOBARは丸くなって欲しくなかったなぁっていうのが個人的に正直な感想。
別に曲線を使ったデザインが嫌いな訳じゃないんだけど・・・。
でも、実物を見たらすぐに意見が変わって気に入っちゃうかもしんない(笑)。


ケータイじゃないけど、見た目のシンプルさと、同じくシンプルな使い心地が上手く噛み合ってる代表例は、AppleのiPodだと思う。

iPodも先に書いたように子供でも描けるシンプルなデザイン・・・

・・・こんな感じ?だけど、この丸いタッチホイールが直感的に曲を選択する方法としてマッチしてるし、これ以上ないってくらいシンプルさに徹してると思う。

ハードとしての見た目のデザインとソフトとしての使い勝手の良さは、もうすぐ欧米で発売されるiPhoneにも反映されてるし。
でも、ま、売れるか売れないかは別だろうな(笑)。
今までのようにApple 1社でコントロールできる業界じゃないからなぁ、通信業界は・・・。


あと、これからはデザインだけでなく、ますますカラーってのが重要になってくると思う。
そういう点で、SoftBankPANTONEケータイは着眼点はすごくいいと思う・・・というか出てくるのが遅かったくらい。

多分、今までもアイデアとしては既に何度も出てきてたんだと思うけど・・・在庫管理どうすんの?とか生産ロットどうすんの?とか、製品化するまでのいろんな事情があってなかなか実現しなかったんだろうなぁ・・・。
けど、消費者的にはカラーバリエーションは選択の幅が広がるってことに直結するし、リスクも負いながらあえて製品化したっていう意味で、画期的ではあったと思う。(ベースモデル自体のデザインが良い悪いは別として。)

でも、こういうカラーバリエーションっていうのも元々はApple / iMacの5色展開がデジタル家電での最初の例だし、今もiPod miniiPod nano/shuffleでも同じような展開をしてるんだけど、そう考えると、こういう分野ではやっぱりAppleは先鞭を付けるのが早いし影響力も大きいと思う。

そういうのもあって、例えば「Business Week」誌の「The World's Most Innovative Companies(世界で最も革新的な企業)」にAppleが選ばれたりするんだろうなぁ。

ちなみに、28位(去年は15位)にプロダクトデザインを手がけるIDEOが選ばれてたり、同じく28位(去年は19位)にデザインと機能性に優れたホームファニッシングを手がけるIKEA(日本のサイトはこっち)が選ばれてたり。

一通りの機能性が行き着いちゃうと、次の差別性は色や形になってデザインのウェイトがますます重要になってくるんだろうな。


長文の最後に、現au design projectの外部デザイン・ディレクターであるwatar design scopeの坂井直樹氏のケータイ・デザインに特化したブログがあるので、紹介。
→「デザインのたくらみ(ケータイ編)



続く・・・かもしんない(笑)。



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